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©2017 Produced by Yoshiyasu Yanagisawa. 

漢方薬と薬膳の違いは?

中医学では、漢方薬も普通の食べ物もそれぞれの性質を持っていて、四気、五味、帰径と分類をします。

効き目の強いものが漢方薬、弱いものが食品と考えてください。

この五味・四気・帰径の性質を利用して生薬を配合するのが漢方薬、食べ物を組み合わせ、

体質・体調の性質のバランスを整えるのが薬膳になります。

この組み合わせは漢方薬も薬膳も同じで、単純な考え方をすれば、

    寒い時期や、寒証、陽虚ならば、熱・温性食品を摂り

    暑い時期、熱証、陰虚ならば、寒・涼性食品を摂る

と組み合わせ、体内や環境とのバランスをとります。これを無視し、夏に熱いものばかり食べると、

脾臓や胃の機能を低下させると同時に、熱性の体質に変化しやすくなり、鼻血、痔疾、 便秘などの症状が出たり、

病気の症状が悪化しやすくなります。

冬はその逆で、熱性のものを食べると内臓の活動を活発にし、冷え性防止に役立ちます。実際はもっと複雑なのですが、基本はこのように考えればいいでしょう。 更に症状の重さにより、漢方薬を処方するか、薬膳を処方するかを決めます。

 

陰陽五行説とは?

陰陽とは

陰と陽は一つの事物の中の二つの側面の事です。両者は静かに向き合っているのでなく、常に対立し、反発しながら、同時に互いを補っています。互いの対比によって存在し、互いの存在を前提にしています。天がなければ地もない、外側がなければ内側もないように、単独で存在することは出来ません。

陰陽は、一方が増えれば他方が減り、一方が盛んになれば他方が衰えるという変転を繰り返し、常に静止する事はありません。(だから人間は常に未病の状態なのです)例えば、春から夏にかけては陽の気が次第に盛んになり、陰の気は衰え、夏至をピークに陽の気は衰え始め、陰の気が盛り返してきます。陰の気は冬至をピークにして陽の気に移り変わっていきます。これは人間の体にも当てはめられ、夏に陽気は盛んになり陰気は衰え、冬は陰気が盛んになり、陽気が衰えます。

五行説とは、季節や、五味、五臓、五腑等を5つに分類し、その関係性を表したものです。下の表はその分類表の一部です。

薬膳を組み立てるときにはこの表を基にして施膳します。例えば春の列を見ますと肝臓、目、胆などがあり、春には肝臓を患いやすいので肝臓に良い料理を中心に組み立てます。

相生と相克関係

そして五行理論には更に相生、相克という考えがあります。その関係性を示した図が下の図です。

相生とは、順送りに相手を生み出して行く、陽の関係で、この図の5角形を示している矢印が相生の関係です。相生とは一つの物がもう一つの物を作り、促進し、助長し、資生の作用を持っていることを指します。

木生火

木は燃えて火を生む。

火生土

物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に帰る。

土生金

鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。

金生水

金属の表面には凝結により水が生じる。

水生木

木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。

  相剋とは、相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係で、真ん中の星型の矢印は相克関係を示し、一つの物が、もう一つの物の成長と機能に対して抑制と制約の作用を持っていることを示しています。

木剋土 

木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。

土剋水

土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常に溢れようとする水を堤防や土塁      等で塞き止める。

水剋火

 水は火を消 し止める。

火剋金

火は金属を熔かす。

金剋木

金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。

少し難しい表現になりましたが、薬膳においてもとても重要な考えなので解り易く説明すると、上の表1で木と同じ分類の肝臓が血液を貯蔵し心臓に送る事により、心臓を助けていますが、肝臓を患うと脾(西洋医学でのすい臓を指す)や胃に悪影響を与えます。